参考になる質問と答え

一般診察に関するQ&A 鼻その1



鼻炎に関する Q&A

Q1
子供のころから左右どちらかが常に鼻詰まり気味です。学生時代、健康診断の際に、医師から「鼻中隔肥大なんとか」と告げられたことがありましたが放置してきました。  不思議なのは、詰まっている方の鼻が突然スーと通り、交代するようにいままで通っていたいた方の鼻が詰まることです。朝方、布団の中で静かに鼻で呼吸しているとき、鼻の付け根あたりでミリッと小さな音がして、鼻詰まりの交代が始まります。  起きているときは気が付くと口で呼吸しています。そのせいか喉の炎症から風邪をこじらせることが多く、60歳を過ぎてからその頻度が増しています。何とか鼻の通りを良くしたいと望んでいますが、近所の耳鼻科の医師に片側の鼻詰まりを相談すると「だれでもなることです」と相手にしてくれません。  私のような場合も鼻中隔湾曲症が疑われるのでしょうか。それとも別の原因の可能性があるのでしょうか。
山本
鼻中隔弯曲症なら、鼻中隔軟骨がどちらかに曲がっているので、常に曲がっている側の鼻詰まりがあります。 交互の鼻閉のある場合は、寝ていて下になるほうが、より鼻閉が強くなるのではと思います。 運動したりすると、よく鼻が通るのではないですか。 下甲介の肥大が考えられます。病名は、肥厚性鼻炎が考えられ、手術法としては下甲介粘膜切除術という方法があります。
Q2
数年前から鼻の不快感を患っております。鼻汁が喉へ流れ、なかなか治りません。先日ガチフロとレフトーゼ、ムコダインを1週間だけ処方してもらいましたところ、胃の痛みや不快感がひどくなり、内科を受診したところ、胃薬がないねと言われました。強い抗生物質とは聞いておりましたので、気になっておりました。ガチフロには通常胃薬が出されるのでしょうか? あれからまだかかりつけの耳鼻科医院には行っておりません。胃の痛みはしばらく1週間は続きましたが今はもうすっかり良くなっております。よろしくお願いします。
山本
抗生剤の副作用としての消化器症状は、下痢、嘔気、嘔吐、胃部不快感、食欲不振で、ガチフロは、4%程度です。他の抗生剤と同様5%未満ですから、特別、ガチフロだけが、胃に悪いわけではありません。ある種の耐性菌(ペニシリン耐性肺炎球菌、耐性インフルエンザ菌)に良く効くので、レスピラトリーキノロンとして重宝されているお薬です。 抗生剤を処方する時、患者さんによっては、最初から胃薬を希望される方もありますし、こちらから、処方することもあります。必ずしも、胃薬を併用しなければいけないことはありません。 注意するとすれば、この薬は稀に糖尿病を悪化させるといわれており、高齢者も、成人の半量でよいといわれております。他に、薬の相互作用があるので、服用中の薬は医者に申し出る必要があります。 もし今回のようなことが、あったのなら、次から、抗生剤で胃が悪くなったことがあります。と申されたら良いと思います。
Q3
3才の娘の事なのですが、鼻炎から中耳炎になってしまい、喉にも炎症が見られ、見ると喉の入り口に白い糸状のものがあり、熱もなく本人は元気なのですが、 白い糸状の物が気になります。教えていただけませんか?
山本
実際に診察すれば、すぐわかるのですが、白い糸状のものは、鼻炎の ひとつの症状の後鼻漏ではないでしょうか。鼻汁が、のどへ流れ、ねばいので、糸をひいているのではないでしょうか。 咳の原因にもなります。鼻炎がよくならなければ、中耳炎もよくなりません。 耳鼻科で、鼻の治療をしっかり受けて下さい。
Q4
現在29ですが、中学生の終わり頃から、鼻づまりを覚えだし、市販の「ナザール」か「新ルル」という霧状の薬を1日に4〜5回使っています。かれこれ14〜5年愛用し、これが無ければ生活に異常をきたします。この時期が最もつまりやすく、7〜8回使うこともありますが、この時期はあまり点鼻薬の効果が現れません。レーザー手術を考えていますが、やはり鼻となると「激痛」が心配です。痛みはありますか?また、愛知県在住なのですが、どこの病院でもレーザー手術はやっているのでしょうか?¥4,000程度とは驚きですが、どこの病院でもその程度の医療費で済むのでしょうか?
山本
市販の点鼻薬のほとんどは、血管収縮剤が入っており、即効性はありますが、使用しているうちに、だんだん効かなくなります。すでに、使用量が、多すぎます。 出来るだけ、回数を減らし、医院で出される点鼻薬、飲み薬に切り替えてください。 レーザーの点数は、全国共通です。 ただ、1回が4000円程度ですから、何回、施行するかは、レーザーの種類や、病院の方針で違います。 レーザー治療は、激痛ではありません。当院での体験談を小学6年生のお子さんが、書いてくれていますので、HPを参照してください。当院では、小学3年生のお子さんでも、2名受けておられます。 レーザーは、一般的な治療となりつつありますので、施行している医院、病院も、多くなっています。あらかじめ、問い合わせて、受診されるといいと思います。 その他に、鼻閉には、下甲介切除という手術もいいかもしれません。

副鼻腔炎に関する Q&A

Q1
数年前から鼻の不快感を患っております。鼻汁が喉へ流れ、なかなか治りません。先日ガチフロとレフトーゼ、ムコダインを1週間だけ処方してもらいましたところ、胃の痛みや不快感がひどくなり、内科を受診したところ、胃薬がないねと言われました。強い抗生物質とは聞いておりましたので、気になっておりました。ガチフロには通常胃薬が出されるのでしょうか? あれからまだかかりつけの耳鼻科医院には行っておりません。胃の痛みはしばらく1週間は続きましたが今はもうすっかり良くなっております。よろしくお願いします。
山本
抗生剤の副作用としての消化器症状は、下痢、嘔気、嘔吐、胃部不快感、食欲不振で、ガチフロは、4%程度です。他の抗生剤と同様5%未満ですから、特別、ガチフロだけが、胃に悪いわけではありません。ある種の耐性菌(ペニシリン耐性肺炎球菌、耐性インフルエンザ菌)に良く効くので、レスピラトリーキノロンとして重宝されているお薬です。 抗生剤を処方する時、患者さんによっては、最初から胃薬を希望される方もありますし、こちらから、処方することもあります。必ずしも、胃薬を併用しなければいけないことはありません。 注意するとすれば、この薬は稀に糖尿病を悪化させるといわれており、高齢者も、成人の半量でよいといわれております。他に、薬の相互作用があるので、服用中の薬は医者に申し出る必要があります。 もし今回のようなことが、あったのなら、次から、抗生剤で胃が悪くなったことがあります、と申されたら良いと思います。
Q2
4才の女の子と1才の男の子の母です。上の子はよく鼻がつまる子で最近副鼻腔炎と診断されました。私も小さい頃副鼻腔炎でずーっと通院し手術する話もあったそうです。娘は薬で治りましたが私のように慢性化する場合はありますか?遺伝してるんでしょうか。今回だけですむのか心配です。それと下の子は10ヶ月の時鼻水で通院し3回目で中耳炎になりかけてるといわれました。 薬を飲んでいたのにそのまま中耳炎になってしまい切開しました。 通院していたのに悪化するものなんですか? 治りかけてはまた腫れてのくりかえしで2ヶ月ほどで完治しました。 でも1ヵ月後今度は反対の耳から耳ダレが。風邪からの中耳炎とのことでしたが 鼻水もなく元気だったんです。突然耳ダレってでるものですか? それとももっと前から腫れてたんでしょうか。機嫌が悪い時などと聞きますがうちの子一日のほとんど泣いてる状態なのでほんとわからないです。夕方はもうヒザの上から少しでもおろそうとしただけで発狂です。夜ももちろん泣くし。耳が痛いんだかなんだかわかりません。今日も耳鼻科で「もうグズる程の痛みはないですよ」といわれましたが寝ながら泣いています。
山本
(1)4歳のお子さんの副鼻腔炎について子供の副鼻腔炎は、治りやすいですが、風邪をひく度に再発を繰り返す子がいます。風邪をひいて、上手に免疫をつけていくことも大切です。アレルギー性鼻炎のある子供が風邪をひくと、鼻がいつまでも治らず、こじれて副鼻腔炎をおこしやすいようです。子供は、鼻の奥のアデノイドも大きいので、構造的に鼻炎をおこしやすいのです。最近は、副鼻腔炎用の抗生剤がよく効くので、慢性化することは、少ないですが、アレルギー性鼻炎はなかなかよくなりません。 副鼻腔炎そのものは遺伝しませんが、アレルギー素因、体質は遺伝します。
(2)1歳のお子さんの中耳炎について 奮闘されている様子がよく伝わってきます。薬を飲んでいたのに悪化する。通院していたのに、中耳炎になる。薬が合っていなかったり、菌の力が強かったりして体の方が負けてしまい、そういうことが、たまにあります。突然に耳だれがでる。非常に痛がる時もあれば、気が付かないうちに出ていることもあります。 しかし、耳だれがでる前が一番痛いので、でる前は、機嫌が悪い、耳に手をやる、顔を傾ける、夜泣きをするというように、いつもとは少し違います。 外にハナがでていなくても、奥に溜まっていたり、のどが赤かったりしています。耳だれがでてしまうと、むしろ痛みがおさまるので、治ったと思い途中で治療を中断し、滲出性中耳炎に移行したまま放置されている場合もあります。滲出性中耳炎は強い痛みはありませんが、耳を気にし、不機嫌なこともあります。治療当初、子供は泣きますが、そのうち鼻の治療のあとは、すっきりするので、お利巧さんになっていく子もいます。
Q3

蓄膿症になるまでの経過と予防法を教えてください。

山本

急性副鼻腔炎は、かぜから急性鼻炎をおこし、それがひどくなったものと考えてください。炎症が副鼻腔にまで及び急性副鼻腔炎になると、風邪症状に加え副鼻腔の部位に痛みを感じます。たとえば、頬が痛い、目の奥が痛い、鼻の付け根が痛い、頭が痛いといった症状です。新生児では、頬が腫れ赤くなることもあります。 上の歯の虫歯からその側の副鼻腔炎になることもあります。 慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎が、慢性化したものです。繰り返し副鼻腔炎をおこす、鼻の構造上なりやすい、アレルギー性鼻炎がある、栄養状態が悪い、など色々な要素が絡み合い慢性化します。 粘い膿のような鼻汁がでる、鼻汁が咽喉へ流れる、頭が重い、鼻が詰まる、臭いがしない、鼻茸ができる、目が悪くなるといった症状です。 風邪は誰でもひきますが、鼻の症状が長引きやすい人は、早めに耳鼻科で適切な処置を受けてください。栄養状態を良くして普段から体力、免疫力をつけておく、アレルギー性鼻炎の治療をする、きつい鼻中隔弯曲があれば手術をしておく、歯科治療をしておくことも大切です。

Q4
私は今蓄膿症である耳鼻科に通院していますが、主治医に手術をすることを勧められました。一般的に入院をして治療するようなのですが、一度そちらで診て頂くことは出来ないでしょうか?私自身、どこで手術が出来るのか分かりませんし、仕事の都合上大学病院などに行く暇がありません。
山本
手術が必要なのかどうか、判断させていただきます。 一度、セカンドオピニオンを聞いてみるということで、どうぞ気軽に受診してください。