参考になる質問と答え

日帰り手術に関するQ&A 鼻粘膜(下甲介)の手術

鼻粘膜(下甲介)の手術に関する Q&A

Q1
(質問1) 私は今、頭痛(緊張性、群発、偏頭痛の複合型頭痛)で悩んでおります。治療方法は現時点ではなく、誘発要因である風邪や就寝時の鼻づまりを防ぐ事が必要とされています。
Q2
現在、鼻づまりがひどく、レーザー治療か 下鼻甲介切除手術を受けたいと思っています。料金なども書かれているのでお尋ねしますが、手術料金は両鼻での料金ですか?
Q3
私は3ヶ月前に両側下鼻甲介粘膜の減量手術を福島県の県立病院で受けました。 術後の通気が思ったほど改善せず、別の総合病院を受診したところ粘膜の切除量が 少なかったようだと言われました。
Q4
アレルギー性鼻炎と診断され下鼻甲介粘膜切除術を受けました。 前よりは多少鼻詰まりが改善しましたが家に戻るとやはり鼻詰まりがひどく悩んでいます。
Q5
貴院で下甲介の手術は、両方同時にできますか。
Q6
長年、鼻のつまりで苦しんでいます。 それで、このたび耳鼻科を受診したら、 先生から鼻の下甲介粘膜切除を進められました。
Q7
1ヶ月前に下鼻甲介粘膜および骨の切除と鼻中隔彎曲症の手術をしました。術後の経過は良好で、鼻閉は改善され、かさぶたの処置も減ってきましたが、ふわふわした浮遊感のような軽いめまいと、乗り物酔いのような感覚が抜けません。

鼻粘膜(下甲介)の手術に関する Q&A

Q1

質問1

私は今、頭痛(緊張性、群発、偏頭痛の複合型頭痛)で悩んでおります。治療方法は現時点ではなく、誘発要因である風邪や就寝時の鼻づまりを防ぐ事が必要とされています。しかし、私は小さい頃から鼻炎で、かつ、鼻中隔弯曲症なため、明け方に頭痛が起こり易く、また、常に風邪気味です。 20年ほど前にもレーザーが導入された頃、鼻中隔の弯曲を直さずに焼いたのでしばらく調子はよかったのですが、やっぱり今ではダメです。鼻中隔弯曲症と鼻炎の手術を受けたいのですが、診察した頂けますでしょうか?

質問2

診療の結果、鼻中隔はそれほど無茶には曲がっていないとのこと、少し安心しました。 ただ、鼻炎で鼻粘膜が充血しだすと、やはり鼻(特に右)が塞がり呼吸しづらくなります。 特に、群発頭痛時には鼻炎症状が顕著に表れ、口でハアハアと息をして大変で 頭痛の先生も 『 > 耳鼻科の先生が勧められるのでしたら、まず手術したほうが良いと思います。 > 鼻が良くなれば、状況がかなり変わってくると思います。 』 と、アドバイスを頂いています。 木曜に診療確認に行って参ります。 そこで質問なのですが、手術に期待しておりますが、鼻中隔の矯正と鼻炎の手術の 両方をおこなうとおいくらぐらいかかりますでしょうか? 

山本

回答1

手術の適応があるようでしたら、その時に、血液検査をさせていただきます。 鼻中隔矯正術の後は、ガーゼが両鼻腔に入りますので、どうしてもお仕事の能率が悪くなります。ガーゼを抜くまでは、お仕事を休まれることをおすすめします。 ご遠方でしたら、どなたかに運転をしてもらい帰っていただくのがベストです。

回答2

鼻中隔はそれほど無茶には曲がっていないので、安心されたということですが、 こちらとしては、逆です。鼻中隔のみを矯正しても、鼻が通るようにはならないからです。より、原因が、複雑です。鼻中隔のみに原因があるなら、術後は劇的に鼻が通ります。だから、私は、手間の割りには、安いこの手術を患者さんにすすめています。 一部左に曲がっており、全体になだらかに、右には少し、曲がっている程度です。鼻中隔が曲がっている人は、軟骨や骨が曲がっているので、常時、鼻が詰まっていますが、今日は、鼻がよく通っていました。 充血するのは、鼻粘膜です。 アレルギー性鼻炎があり、下甲介粘膜の手術を併用しないと通るようにはならないと思います。 下甲介粘膜は再生してきます。そこで、プラス、レーザー治療が必要です。レーザーを照射しても、粘膜は、やがて再生してきます。 鼻中隔は、2万円 鼻粘膜は、下甲介骨まですると、2万円です。 鼻粘膜の手術は、結構出血しますので、より、安静が必要ですし、不快なタンポンをしっかりとつめておく必要があります。 術後、レーザー照射も考えていますが、これは、鼻粘膜の傷が治ってからになると思いますが、1回5千円くらいで、3回必要です。


上記、Q1さん(38歳・男性)より、その後の経過報告、2006年3月6日

こんにちは。ちょうど1年前、頭痛要因の根絶として鼻中隔と鼻粘膜レーザー手術を先生にして頂きました。その節はありがとうございました。 その後、鼻の通りは左が劇的によくなり、群発性頭痛も本当に起こらなくなりました。先生には感謝しております。 ただ、まだ、右が粘膜が腫れない時は通るのですが、腫れると左より狭窄なために詰まり、昨年春にも先生に「下甲介切除もしますか」と言って頂いたのですが、嫁さんが身ごもりそちらの方で大変になりました。 11月に息子も誕生したのですが、母親がまた病気でドタバタしようやく落ち着いた次第です。やはり、若干軽くなったとはいえ、鼻が詰まる時に頭痛も出てきやすいので、右の下甲介切除はお願いしたいと考えております。 下甲介切除もやはり鼻中隔の時のように5日ほどタンポン綿を両側に詰めっぱなしでしょうか?片側なら業務に差し支えないのですが、同じように両方に詰めるのであれば、ゴールデンウィークら辺に合わせて手術していただけたらなぁと思っております。
Q2
現在、鼻づまりがひどく、レーザー治療か 下鼻甲介切除手術を受けたいと思っています。料金なども書かれているのでお尋ねしますが、手術料金は両鼻での料金ですか?それとも片鼻でのものでしょうか?あと、医院によってCO2であったり、別のものであったり 薬液(酢酸系)を用いる場合がありますが、 それらの良し悪しはどうなのでしょうか? あと、当方滋賀ですが、日帰り手術は可能ですか?
山本
下鼻甲介の手術は、1日(1回)につきです。片方でも、両方でも、同じ値段です。片方ずつ分けてされる方が楽ですが、両側同時にすることもできます。分けてすると、倍の値段がかかることになります。 当院では、CO2レーザーです。他にKTPレーザー、ヤグレーザーというのもあります。 CO2より、より深く粘膜を焼くことができますが、その分、痛みが強く、術後の鼻ずまりが 強いようです。 CO2レーザーは、鼻水が多い時は、レーザー光が、水に吸収されるので、効果はありません。状態をよくして照射します。 レーザーではありませんが、アルゴンプラズマというのもありますが、やはりCO2に比べると、術後の鼻ずまりがかなり強いです。 薬液もありますが、下甲介の後端まで、きっちり焼くのは、レーザーの方がすぐれています。 下鼻甲介手術も、レーザーも日帰りで可能ですが、何かあった時(主に出血)はすぐ、お互い連絡が取れるようにしておくことが大事です。
Q3
私は3ヶ月前に両側下鼻甲介粘膜の減量手術を福島県の県立病院で受けました。 術後の通気が思ったほど改善せず、別の総合病院を受診したところ粘膜の切除量が 少なかったようだと言われました。 私は通年性のアレルギーがあり左側はすでに再肥厚しているそうです。 その総合病院では下鼻甲介を骨ごと根こそぎ切除して再肥厚しても鼻づまりが出な いようにしているとの事ですが、萎縮性鼻炎になる危険性はどうなのでしょうか。 二度目の手術なので失敗したくありません。 よろしくお願いします。
山本
下鼻甲介切除術で、下鼻甲介を切除しすぎたりすると、稀に萎縮性鼻炎がおきると いわれています。 萎縮性鼻炎とは、下鼻甲介の萎縮をおこし、黄色い鼻汁や臭いカサブタがつく病気 でなかなか治り難い病気です。 下甲介の手術は2種類あります。肥厚した粘膜のみ単純に切除する方法と、下鼻甲 介骨まで、切除する方法です。後者の方法でも、粘膜は残して骨を取りますすので 粘膜機能は保存されます。 粘膜はすぐに再生しますので、ある程度おもいきって切除しないとすぐに元に戻っ てしまいます。アレルギーの症状のきつい方に、この傾向は強いようです。アレルギー性鼻炎の根治治療ではないので、元に戻るのは、仕方の無いことだともいえます。
Q4
アレルギー性鼻炎と診断され下鼻甲介粘膜切除術を受けました。 前よりは多少鼻詰まりが改善しましたが家に戻るとやはり鼻詰まりがひどく悩んでいます。 担当医師によると下鼻甲介の半分以上を切除したらしいのですが結果には満足できていません。 この手術でアレルギー性の鼻詰まりを完全になくすことはできるのでしょうか?
山本
アレルギー性鼻炎で下甲介の粘膜が腫れきって、鼻閉が強い人には、この手術をします。 鼻閉はかなり改善しますが、根治治療ではありませんので、また元通りに腫れてくる人もいます。もう一度この手術を受けることもできます。手術をした後は、再発しないように アレルゲンを減らす努力をし、鼻炎の症状が出るなら、しばらくお薬を飲み、再び粘膜が腫れてこないような努力も必要です。
Q5
貴院で下甲介の手術は、両方同時にできますか。
山本
術前に、もう一度よく診せていただき御希望の点、考慮させていただきます。 両側となると当然出血量も増え、両方にガーゼを詰めるので、術後は苦しくなりますが、よろしいでしょうか。最近、御希望の方で、両側同時に施行しました。
Q6
長年、鼻のつまりで苦しんでいます。 それで、このたび耳鼻科を受診したら、 先生から鼻の下甲介粘膜切除を進められました。ここでは、入院が1〜2週間くらい必要で、手術入院費用で35万前後と聞いています。 貴院では、同様の手術が日帰りでできるのですか?
山本
入院されて手術して頂けるなら、それにこしたことはありません。医療事故、訴訟問題の点から考えても、入院させていただくのが、より安全といえます。残念ながら、当院は、入院設備はありません。患者さんには、携帯の番号を知らせて、夜中でもすぐ連絡できるような、体制で待機しています。何かあってはいけないと、手術の当日と術後数日はすごく緊張しています。何かというのは、主に出血ですが、患者さんの方も、下甲介の手術は、血が多く出るので、入院しているつもりで、安静にすることが大事です。こういうふうに、術者と患者さんが、自覚して協力すれば、日帰りも可能です。
Q7
1ヶ月前に下鼻甲介粘膜および骨の切除と鼻中隔彎曲症の手術をしました。術後の経過は良好で、鼻閉は改善され、かさぶたの処置も減ってきましたが、ふわふわした浮遊感のような軽いめまいと、乗り物酔いのような感覚が抜けません。先生にはそのうち慣れると言われているのですが、一向に改善される様子がないため不安に思っています。そもそも鼻の手術の合併症でこのようなことはあるのでしょうか?それとも手術とは別の要因をあたって見るべきなのでしょうか?
山本
余りない副作用です。 局所麻酔の注射の影響、鼻中隔軟骨とその境目の骨を取る時にハンマーで叩いた時の振動による影響、手術そのものの精神的な負担・・でしょうか。 術者の先生が、時間とともに改善されるとおっしゃっているのでしたら、3ヶ月から半年は様子をみてもいいのではないでしょうか。