参考になる質問と答え

一般診察に関するQ&A 咽喉

急性咽頭炎  慢性咽頭炎
急性咽喉頭炎 慢性咽喉頭炎 
急性扁桃炎  習慣扁桃炎
伝染性単核球症
声帯ポリープ 謡人結節
反回神経麻痺
口内炎


咽喉炎に関する Q&A

Q1
ここ半年ぐらいずっと咽が痛いです。つばを飲むときも異物感を感じます。かぜ気味のときはすぐ熱が出ます。仕事がら話すことが多いのですが、1時間くらい話していると咽がからからして声が出なくなります。咽スプレーをしてもあまり効果を感じません。咽の一番奥の壁や、その横の部分に米粒大〜小豆小くらいのぶつぶつがあるのですが、これって何か悪いものなんでしょうか。
山本
急性の咽頭炎も場所により、次のように分けられます。 @咽頭側索炎(咽の横のリンパ濾胞の炎症で、飲み込む時とても痛く耳まで痛みます。) A顆粒性咽頭炎(咽の突き当たりの壁の、リンパ濾胞がぶつぶつと腫れて痛みます。) B口蓋垂炎(いわゆる咽ちんこが赤く腫れて痛みます。) 喫煙、過度の飲酒をやめ、うがいを励行してください。細菌によるものでしたら、抗生剤が有効です。耳鼻科で、咽の局所治療を受け、吸入をされるといいです。
Q2
36歳女性です。鼻と喉の間に何か詰まっているような違和感を感じます。 痰ではないかと追い出そうとするのですがでません。 蓄膿症でしょうか?風邪を引いた時に よくこの症状がでます。一度診察をしたほうがよいのでしょうか?
山本
鼻炎、副鼻腔炎があり、鼻漏が、咽喉の方へ流れるのを後鼻漏といいます。 この後鼻漏が気持ち悪いという方は、結構あります。それが原因で、上咽 頭炎を併発し痛みや、不快感をおこします。或いは、鼻はどうもなくても 咽頭炎、特にのどの一番上の上咽頭(鼻の奥)の炎症が、なかなか取れないこともあります。 稀ですが、上咽頭に咽頭嚢という胎生期の遺残物があり、これが炎症をおこすことや上咽頭の腫瘍もありますので、診察を一度受けてください。
Q3

質問1

1月に咽頭炎を起こしその後咽頭の違和感、乾燥感が出てきました。二月中旬に耳鼻科に行き慢性側索炎と言われクラリシッドを6週間服用しています。症状は少し良くなってきています。しかし薬の服用中マスク、うがい、加湿など気をつけていたにもかかわらず、二度咽頭痛を起こし白い膿が出来ました。抗生剤を服用していると抵抗力が弱ったりするのでしょうか?また抗生剤を服用しているにもかかわらず炎症を起こすのは耐性が出来てしまっているのでしょうか。

質問2

クラシリッドを飲んでいても起炎菌が違うので咽頭炎を起こす事はあるということでしょうか?また抗生剤以外の有効な治療法はありますか?

山本

回答1

抗生剤にも種類があります。 起炎菌(今の病気をおこしている菌)として考えられるものに一番効果のある抗生剤を処方するのですが、普通は1週間服用しても効かなければ、別のものに変更します。 ところが、クラリス、クラリシッド、ルリッド・・・といったマクロライド系の抗生剤は、他の抗生剤と違った働きがあるので長期に投与することがあります。 しかし、これも3ヶ月から半年が目安で、安易に投与を続けると耐性ができてしまうので注意が必要です

回答2

咽頭炎を起こしている菌が、クラリシッドには無効であるか、原因菌に有効であると、考えておられ、やや長期に投与されているかのどちらかだと思われます。 菌を培養検査で確定するには1週間から、10日程度かかります。わざわざ菌検査することは少なく、経験的に投与されているのだと思います。主治医の先生にお尋ねするのが一番いいと思われます。 私の場合を申しますと、鼻炎がのどの炎症の原因になっている時、咳が多い時、痰が黄色い時によく出します。副鼻腔炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジア咽頭炎が疑われる時にも出します。 薬に頼らない治療法は、免疫、体力をつけるため、栄養バランス、適度な運動、快眠、快便、気持ちの安定を心がけることだと思います。

Q4

質問1

23歳男です。 発症は2005年6月末息苦しさ→異物感→嚥下痛と平常時の痛みで現在に至ります。 CT、胃カメラ、ファイバースコープ、血液検査、CT、あらゆる検査をしました。 薬を色々服用し、うがいも必ずし、マスクも常時装着、自分で買える小型スチーム器も買いました。 タバコも一時期我慢したが、発赤と痛みが消えません。 それで今2年かけて減感作療法(アレルギー注射、アレルギーの原因も考えて)も今月で終わるが効果無さそうです。 一時期はこの喉の異常でノイローゼになり、今ではあきらめの境地にきています。 今通院している耳鼻咽喉科はしつこく「逆流性食道炎」かもしれないから夜食はしないでくださいと言っていますが、過去の別な診療所の検査でその病気は否定されいます。 なにか喉にいいものはないものでしょうか。 なにか忘れているヘルスケアがあるようでしたら、ご指摘頂きたいのですが。

質問2

発症時の環境の変化と言えば、その喉の異変が起こる直前に、全く別な件で検査結果を聞きに行くことがありました。それが非常に憂鬱だった気がします。 重い病気だったらどうしようと。結果は異常なし。その後心気神経症と診断されたことがありますが、今では完治し、お医者さんを梯子するようなことはしていません。 自分自身でも、やはり神経質になりすぎていて、それが喉に出ているのかなと感じています。今では毎日夜に30分〜40分ジョギングで汗を流しています。 ちなみに、鼻呼吸だとなにか違うのでしょうか? またトレッドミルとはなんでしょうか?

山本

回答1

23才男性といえば、体力、気力も十分な時です。それだけ検査を受けられて異常がないというのでしたら、心配されるような病気はないのでしょう。 発症時になにか環境が変わりましたか。 鼻呼吸はできていますか。腹式呼吸はしていますか。 煙草は一時期禁煙されたということですが、禁煙を続けて、複煙流も避けてください。 うがいもし過ぎると、常在菌に影響がでます。 アレルギーがなければですが、空気のきれいなところへ出かけて、例えば、休日毎に、森林の中をトレッキングするとかトレイルランして、思い切り汗を流してみてはどうでしょうか。 平素もランニング、もし戸外でアルルギーがでるなら、トレッドミルなどで、思い切り汗をかいてみられたらどうでしょう。 逆流性食道炎でなくとも、夜食や寝る前の食事は控えた方がよいでしょう。

回答2

鼻という広い粘膜のフィルターを通して空気を吸うことにより、空気をきれいにし、加湿、加温ができます。口呼吸より、鼻呼吸の方が何倍も肺に空気が入ります。 したがっていつも口呼吸ばかりだと咽喉や気管をいためます。 トレッドミルは、ランニングマシンのことです。心因性の咽喉頭異常感症なら、運動効果で、気分爽快となり軽快するはずです。

Q5
蚊取り線香の煙を吸うと、てきめんにのどの調子が悪くなり、体調に問題がなくても数日で声がでなくなります。 幼稚園の教員をしていることもあり、教えていただきたいのですが、蚊取り線香のアレルギーというのはありますでしょうか?また、対策方法があれば教えていただけますでしょうか。診察をお願いする予定でおりますが声がでませんので、前もってこちらに書かせていただきました。
山本
蚊取り線香のアレルギーはあります。 線香のもの、電気マット、液状のもの・・・どれも、化学薬品が使われています。 蚊取り線香、これも農薬や化学薬品が使用が使用されています。 最近、腰に蚊取りマットをつけている子供をみかけますが、まともに近すぎで、余りよくないのではないのではと思ってみています。 本質的に身体に悪いものであると考え、できるだけ使用時間は減らすべきです。 蚊を寄せつけにくい植物を植える、デジタル蚊取り(使用経験がないのでわかりません)。できるだけ自然に近い線香を試してみる。蚊にかまれにくい体にする(同じ条件下でも、かまれやすい人はいますね)。蚊が少なくなる環境をつくる。・・・ 自分だけ過剰にアレルギー反応がでるようなら、長時間、濃い濃度にされされるのを避ける為にマスクするしかないでしょうか。

急性扁桃炎に関する Q&A

Q1
扁桃腺炎で毎月40度近く熱がでます。かかりつけの病院で手術を うけるようにすすめられましたが、一週間の入院が必要だそうです。子供が1歳な ので無理とは思うのですが。インターネットで日帰り手術ができるみたいなのですがどうですか。
山本
扁桃腺の手術は、最近は、局所麻酔でしなくなりました。入院して全身麻酔というのが一般的です。入院期間も、1週間から10日です。手術の適応があるなら、そのつもりで準備してくだい。
Q2

以前から咽喉の違和感があり耳鼻科にて慢性扁桃腺炎と診断されました。ASO検査をしたところ炎症反応はなく数値が268と247でした。 年に何度も高熱がでるわけでもないのですが、最近口臭がするときがあるといわれます。通っている耳鼻科の先生も手術を進めるべきか、数値がそんなに高く無いので悩んでおられます。先生の診断をお聞かせ頂いて宜しいでしょうか? ASO抗体というのはできてしまったらもう元にはもどらないのでしょか。

山本

ASOで、160IU/ml以上、ASKでは、1280単位以上が陽性です。 これらの血液検査が、高値であるということは、A群溶血連鎖球菌とくに、A型β溶連菌が潜んでいて、それを排除しようとして、antistreptolysinO やantistreptokinaseが、増えてくると理解しています。 溶連菌感染症に罹患したことがあるかどうかを知るための検査ですが、全例 で高値になるわけではないので、たとえ正常値であっても否定はできません。 過去の感染でも陽性にでますし、最近に感染したものかどうかは2,3週間 後の数値を比較する必要があります。 扁桃腺の手術の適応は、ASOやASKの値だけでは決められません。 慢性扁桃炎、習慣性扁桃炎、病巣感染扁桃炎、扁桃周囲膿瘍をおこしている患者さんの状態、症状が決めてとなります。 はーさんのように、逆に、ASOがやや高値であるが、症状があまりきつくない場合、すぐに扁桃腺の手術は必要でないと思います。ASOは、多少変動しますが、 これ以上、上昇しなければ様子をみられたらいいと思います。

Q3

扁桃腺炎2個(左右)とポリープ(米粒よりすこし大きい)1個の摘 出手術は同時に行うことは可能ですか? なおそのデミリット等があれば教えてほしいのですが。よろしくお願 いします

山本

ポリープは声帯ポリープのことと考えてよろしいでしょうか。 同時手術は、可能だと思いますが、あまり好ましいとも言えません。 デメリットを挙げてみますと。 @扁桃腺と喉頭の手術は、術野(手術する部位)を固定する器械が違います。器械を代える時、トラブルがないとはいえません。麻酔科のドクターも、この時は、非常に気を使います。 A手術する器械も全く違うので、2セットの準備がいります。混ぜると細菌感染の可能性もあります。早期に喉頭をしてからの方が手順が良いのではないでしょうか?次の手術の前に術衣も着替え、術野の消毒をし直したり、多少面倒です。 B喉頭の方では出血の心配はまずないですが、扁桃腺は術中も術後も出血の可能性がありますので、この点からも、先に喉頭を済ませてしまう方が良いのではないでしょうか? Cもし万が一術後に出血があり、再手術となり、再挿管(麻酔のチューブ)する時、声帯を傷つける可能性もあります。 Dそれぞれの手術に時間がかかったりすると、集中力が欠け専念できなくなります。 E術後、扁桃腺のところが痛いし、声を出さないようにとかいわれると、患者さんも辛いです。 デメリットを挙げてほしいといわれたので挙げてみたのですが、術者の責任において行われますので、術者が同時手術できるといわれるのでしたら、 お任せになればと思います。

Q4
扁桃の部分に、しばしば白い膿(結構硬くてガムのようなもの)がたま ることがあります。2ヶ月程度でしょうか、かなり大きくなり口を開けていると両側に付着しているのが分かるため、器具でかきだすのですが、 また、2ヶ月程度すると付着します。 特に、これが原因でどういうことはないのですが(口の中がイガイガし、咳がすこし出ます。)、非常に気になっております。 原因(病名!?)と対処法などがあればおしえてください。どうぞよろしくお願いします。
山本
扁桃には、陰窩という窪みがあります。ここに、扁桃の細菌、老廃物が溜まったものが、黄白色の粒や、塊になって見えることがあり ます。これが、扁桃炎を繰り返す原因になることもあるし、異物感、咳、口臭の原因になることもあります。 この陰窩が拡大したり、入り組んでしまうと、自然に排出されず、 溜まってしまいます。 耳鼻科では、洗浄や吸引して取り除きます。定期的にこれを繰りかえすか、入り組んだ部分をすこし切開するかします。扁桃炎の原因になってると考えられる時は、扁桃摘出手術をすすめます。

口内炎に関する Q&A

Q1
口内炎が頻繁にできるのですが、耳鼻咽喉科で診察して頂けると聞いたのですが・・・
山本
同じ部位にできる口内炎は、注意する必要があります。いろんな所にできるけれど、割とすぐに治る口内炎なら、まず問題ないでしょう。今ある口内炎の治療薬としては、軟膏(ケナログ軟膏、デキサルチン軟膏)、貼るタイプ(アフタッチ、ワプロン)もあります。のどの奥で塗りにくい場合は、スプレータイプ(サルコート)のものもあります。薬で焼く(硝酸銀)薬をつける(ピオクタニン) こともあります。 問題ないといいましたが、稀に全身的な病気によることもあるので、調べてもらってください。疲れや、ビタミン不足によるものならビタミン剤を投与します。