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異物に関する Q&A

Q1
実は今魚(たら)の骨が喉に刺さり取れません!ちなみに大変太いです。救急医療所病院に足を運んだのですが、外科しかなく、内視鏡で検査をしましたが、見つからず、明日まで伸ばす事になりました。今、うがいをして出血があり、大変心配です。私ではなく、50代の母です。命に別状はないのでしょうか??明日まで延ばすことが多少心配です。もしよろしければ何か情報を下さい。駄文で失礼します。宜しくお願いいたします。
山本
先日も、30代の女性が、外科でファイバースコープを受けましたけど、魚骨が見当たらないといって来院されました。問診で、右か左か、どの辺りが痛むか、魚の種類をおっしゃっていただくと参考になります。ご飯などを丸呑みしたり、手で押し込んだりしないで来ていただいた方がいいです。夜間や、休日で耳鼻科が開いていない時が困りますね。痛みが我慢できるようなら慌てないで翌日まで辛抱されても、命には別状ありません。 一般的にいいますと、扁桃腺あたりにひっかかっていることが多いのでこの時は、軽く舌を押さえるくらいで見えます。扁桃腺でも下の方ですと、舌をやや強めに押して観察します。それでも見当たらないと、次に、間接喉頭鏡という柄のついた鏡で咽喉の奥を観察します。咽喉の奥ですと、見つかりにくいこともしばしばです。舌を引っ張り出し、何回も患者さんに、エーッと発声してもらい、骨を捜すのに一苦労することもあります。咽喉の奥に骨が見つかった場合、摘出するのに時間がかかることもあります。えずきやすい人は、スプレーで麻酔をします。摘出する時は、患者さんの協力が必要です。患者さん自身に、舌をひっぱってもらい、エーッと発声してもらいます。この状態で耳鼻科医は、左手で喉頭鏡を持ち、右手で摘出する器具を持ち、瞬間的に骨をつかんで摘出します。魚骨くらいでと思われるかもしれませんが、咽喉の奥や食道に骨がささった時は、全身麻酔で摘出することもあります。
山本
外耳道異物 コラム / 【京都府医師婦人会誌】 掲載
「外耳道異物」といいます。 山本ゆき子
前回の耳アカの話が、意外に好評でしたので、また耳の話を聞いてください。
耳には色々な昆虫が飛び込んできます。蛾、蚊、蜘蛛、蟻、甲虫…が多いですが、ぞっとするものとしては、ゴキブリ、ムカデがありました。睡眠中に、突然強烈な痛みに襲われて目覚める、何が起こったのか本人も家族も分からない。甲虫類は後ずさりが出来ませんので、ライトを当てて興奮させると、再び暴れ出して突き進みます。オイルを入れ窒息死させるという方法は、あとが気持ち悪くてベタベタします。シャワーの水で洗いだすのが一番いい方法ではないかと思います。強烈な痛みに耐えて、落ち着いて行動できるかどうかです。
もうひとつ気持ちの悪い話をすると、お昼に蝿がブーンと耳に入り,痛くなくなったので安心していたら、夕方から再び痛み出して受診されました。 なんとウジ虫が数匹モゾモゾと動いているではありませんか。
人為的な静物もあります。種、豆、綿棒の先、パチンコ玉、ビーズ…知らないうちに髪の毛、犬の毛が入ってガサガサすることもあります。これらは痛くないので、ゆっくり受診すればいいのですが、無理に自分取ろうとして、外耳道を腫らしてしまうこともあります。
小さい穴でも、時には恐ろしいことが起こるのを心の隅に留めておいてください。