参考になる質問と答え

一般診察に関するQ&A 中耳



急性中耳炎に関するQ&A

Q1
今年1月3日に風邪からくる中耳炎にかかってしまいました(右のみ)。翌4日、切開をしました。中耳炎は治ったと診断されましたが、耳閉感は残ったままです。耳が詰まって自分の声がこもっていたり、呼吸音や声が響いて聞こえたりします。ステロイド剤や注射・点滴等の治療は”ワンク−ル終わったので・・”とのことで今はビタミン剤を飲んでいます。こちらの急性中耳炎を読ませていただき、”同じだ”と思いご相談させていただこうと思いました。この不快感の完治は難しいのでしょうか?今通院している耳鼻科では、症状の説明もなく”不快感だけだから・・・”と治療を終了したい様子です。検査結果では聴力は異常なしです。他めまい・耳鳴りなどはありません。よろしくお願いいたします。
山本
TOPページのコラムから入り、バックナンバーの大人の急性中耳炎をよんでいただいたのですね。聴力は異常なしということですので、心配される内耳炎はないと考えます。まだ、十分に耳管を含む、中耳の炎症がとれていないのでしょう。
滲出性中耳炎と同じ状態と考え、通気治療を続けるのがよいでしょう。
http://www.yukiyama.jp/other/file/no2.html
Q2
4才の女の子と1才の男の子の母です。上の子はよく鼻がつまる子で最近副鼻腔炎と診断されました。私も小さい頃副鼻腔炎でずーっと通院し手術する話もあったそうです。娘は薬で治りましたが私のように慢性化する場合はありますか?遺伝してるんでしょうか。今回だけですむのか心配です。それと下の子は10ヶ月の時鼻水で通院し3回目で中耳炎になりかけてるといわれました。薬を飲んでいたのにそのまま中耳炎になってしまい切開しました。通院していたのに悪化するものなんですか?治りかけてはまた腫れてのくりかえしで2ヶ月ほどで完治しました。でも1ヵ月後今度は反対の耳から耳ダレが。風邪からの中耳炎とのことでしたが鼻水もなく元気だったんです。突然耳ダレってでるものですか?それとももっと前から腫れてたんでしょうか。機嫌が悪い時などと聞きますがうちの子一日のほとんど泣いてる状態なのでほんとわからないです。夕方はもうヒザの上から少しでもおろそうとしただけで発狂です。夜ももちろん泣くし。耳が痛いんだかなんだかわかりません。今日も耳鼻科で「もうグズる程の痛みはないですよ」といわれましたが寝ながら泣いています。
山本

4歳のお子さんの副鼻腔炎について

子供の副鼻腔炎は、治りやすいですが、風邪をひく度に再発を繰り返す子がいます。風邪をひいて、上手に免疫をつけていくことも大切です。アレルギー性鼻炎のある子供が風邪をひくと、鼻がいつまでも治らず、こじれて副鼻腔炎をおこしやすいようです。子供は、鼻の奥のアデノイドも大きいので、構造的に鼻炎をおこしやすいのです。最近は、副鼻腔炎用の抗生剤がよく効くので、慢性化することは、少ないですが、アレルギー性鼻炎はなかなかよくなりません。副鼻腔炎そのものは遺伝しませんが、アレルギー素因、体質は遺伝します。

1歳のお子さんの中耳炎について

奮闘されている様子がよく伝わってきます。薬を飲んでいたのに悪化する。通院していたのに、中耳炎になる。薬が合っていなかったり、菌の力が強かったりして体の方が負けてしまい、そういうことが、たまにあります。突然に耳だれがでる。非常に痛がる時もあれば、気が付かないうちに出ていることもあります。しかし、耳だれがでる前が一番痛いので、でる前は、機嫌が悪い、耳に手をやる、顔を傾ける、夜泣きをするというように、いつもとは少し違います。外にハナがでていなくても、奥に溜まっていたり、のどが赤かったりしています。耳だれがでてしまうと、むしろ痛みがおさまるので、治ったと思い途中で治療を中断し、滲出性中耳炎に移行したまま放置されている場合もあります。滲出性中耳炎は強い痛みはありませんが、耳を気にし、不機嫌なこともあります。治療当初、子供は泣きますが、そのうち鼻の治療のあとは、すっきりするので、お利巧さんになっていく子もいます。

Q3

質問1

12日前に急激な痛みが右耳に走り、我慢しきれず午後耳鼻科を受診し「子供の病気だけど中耳炎」と診断されました。その後どうしても飛行機から降りた後のようなこもりがなおらず、病院へ行きましたが薬がなくなってから来てくださいとの事で帰宅し、薬がなくなってから再度通院しました。
その際こもってきこえてなおらないということで、聴力検査をし、「少し聴力が落ちている。中耳炎から神経を傷つけたのかも?」と言われました。
その後も通院しましたが痛みが無いならということでビタミンのようなものを出されるだけでした。また鼓膜もなおっているし、中に液は無いといわれました。
どうしても腑に落ちず、近所の耳鼻科にも行ってみました。
「鼓膜の働きが弱っていて耳管も弱っている。液が残っているし聴力も少しではなく落ちている。液が自然に吸収されなければ切開して取り除きましょう」といわれました。
液は全く残っていないし鼓膜は綺麗で神経が傷ついているからどこまで聴力が戻るかは分からないという最初の病院と、鼓膜・耳管共に弱っているのと液が残っている、という2番目の病院の診察とどちらを信用していいのか分かりません。
中耳炎からこのような状態になることはあるのでしょうか?
突発性難聴や耳管閉鎖症などの可能性はあるのでしょうか?
現在、自分の声がずっとこもって聞こえます。
聴力もおちていると思います。
耳鳴りかどうか分かりませんが、シャーというような音がしているように思います。
考えられるケース、治療についてどうかお教えくださいませんでしょうか?

質問2

実は土曜日に別の病院へ行き、診察を受けました。
耳管機能不全ということでした。
鼓膜がへっこんでいるようです。
耳管が開きっぱなしになったり、閉じっぱなしになったりするようです。ゆっくりなおると思うようにすることと、B12の薬と精神を休めるような薬を頂きました。
液は少しでしたが残っていました。
耳管が弱っている=耳管機能不全
鼓膜が弱っている=鼓膜がへっこんでいる
ということですが、鼓膜がへっこんでいた場合は放置しておいても良いものなのでしょうか?
コラムで紹介されていた耳管通気法を続けた方が良いのでしょうか?
それともあまり気にせず放置した方がよいですか。
耳管通気法の治療後、軽減された気がかなりしました。
鼓膜切開はどちらもすぐにはすすめられませんでしたので、多分自然治癒の可能性が 高いのだろうと思います。 鼓膜の所見を見ての判断になるのですね。
頑張って治療を続けてみようと思います。

質問3

耳管通気法の治療後、軽減された気がかなりしました。
鼓膜切開はどちらもすぐにはすすめられませんでしたので、多分自然治癒の可能性が高いのだろうと思います。
鼓膜がひっこんでいるのは、鼓膜のマッサージで効果ありますでしょうか?

質問4

私の場合は病院の機械で行ないました鼓膜マッサージですが、気持ちが良いとも悪いとも思いませんでした。
変化も全く感じられませんでした。
『マッサージ』という言葉から、快復が期待されましたが・・・そうでない場合もあるのですね。
耳管通気法の直後は自分ではっきり「楽」だと思いました。
週1とい隔週とかでこの耳管通気法の治療に通いたいと思っているのですが、この方法を頻繁に行なうことでメリット・デメリットは何か考えられますか?

デメリットはまず無いということですので、質問をしつつ「通気耳管法」に通いたいと思います。
市外なので週1は厳しいかもしれませんが、自分の体の事なので、根気よく通いたいと思います。

質問5

結局滲出性中耳炎でした。
残っている液を取り除く為鼓膜切開をしましたが、痛みから全てを取り除けず、再度鼓膜切開をし、今度は圧力をかけて吸い上げ液を取り除きました。
2回目の直後はかなり改善したように思いました。
自分の声もあまり響かない気がしましたし、何より閉塞感がとれたからです。

ただその2回目の切開した夜あたりから、また自分の声がこもったり響いたりして来ています。 閉塞感もあります。耳が重たいような感じです。耳鳴りも気になります。
耳鳴りはある程度残るかもとの事でした。
自分の声がこもったり響いたりするのはどれくらいで改善されるのでしょうか?

現在の治療ですが、耳管通気法を継続して行うことになると思うのですが、メチコバールとロキソニンを服用しています。

過去ログをずっと拝見して、
>基本的には切開した後はすぐに症状軽快が得られることが多いとございましたが、聴こえやすくはなってきたと思うのですが、切開当日よりは今の方がこもったり響いたりしているように思いますし、歩く時ぽこぽこ音がしたりします。 あと、下に向いてかがんだりうつむいたあと、耳の閉塞感が増したり、自分の声が響くのが強くなったりするように思うのですが、この場合の治療としてはやはり耳管通気法が一番効果的でしょうか?
液は全てとれたと思うのですが、もしかしたら又液がつくられた?という可能性はありますでしょうか?
液を取れば劇的に改善すると勝手に思っていましたため、耳鳴りも含めて悩んでおります。

質問6

排出後もまた液が溜まることがあるのですね(>_<)
通院回数ですが、大体週1ペースです。
ただ2週間分のお薬を処方されましたので、どれ位のペースで通うべきなのか?
週1が良いのか、週2が良いのか迷っています。
今通っている(じっくり話を聞いていただける)耳鼻科は遠方ということもあり、週1くらいで通う予定でいるのですが・・・もっと増やすべきなのでしょうか?

メチコバールは最初の病院からずっと処方されています。
(当時は耳の中に空気以外何もないと言われ、かなり耳に閉塞感+聴き取りづらさで聴力も落ちていました。今は聴力は少し落ちているものの正常範囲で改善が見られます)
メチコバールは神経性の難聴の薬なのですね。
耳鳴りがずっとしているのでそれで処方されているのかもしれません。

山本

回答1

TOPページのコラムから入り、バックナンバーNO2を参照してください。中耳の炎症が内耳にまで及び内耳炎になることについて書いています。
もう一つの後遺症として、いつまでも中耳の炎症が回復せずに液体が残ったり、耳管の働きが良くならず、滲出性中耳炎に移行してしまうことがあります。
その両方の場合もあります。
内耳炎は内服薬、滲出性中耳炎は通気治療や鼓膜切開が必要です。

回答2

症状が強いようであれば、積極的に、耳管通気治療や鼓膜切開をおこないます。
軽ければ、自然治癒する場合もあります。
自覚症状、鼓膜の所見、聴力検査を参考に判断します。

回答3

患者さん各自で施行していただく鼓膜マッサージは、空気の振動で、鼓膜の可動性を高めるといわれていますが、効果については、疑問視する意見もあります。
奥へ突っ込みすぎると痛いし、振動音で内耳を悪くするという意見もあります。気分的に気持ちがいいと好まれる方もいます。
やはり、医師が直接おこなう耳管通気に勝る治療法はありません。

回答4

熟練した耳鼻科医が治療としておこなう限りデメリットはまずありません。
自然に治る力もありますが、週1、2回は行かれて早く治されたほうがいいのではないでしょうか。

回答5

鼓膜切開して滲出液が排泄され、それだけで劇的に改善する場合もありますが、溜まっていた液を排出しただけで、耳管の機能が改善した訳ではないので引き続き、耳管通気治療は必要です。
また液が溜まってきて再切開することもあります。
根気よく通気を続けられるのがいいのですが、通院回数が少ないのではないのでしょうか。
メチコバールを飲んでおられるということは、軽い内耳炎もあり、神経性の難聴もあるのでしょうか。

回答6

通院回数は、実際に診察されている先生に、直接伺っていただければと思います。
文面からの判断になりますが、週2回位通院できれば一番いいと思います。

Q4
1歳2ヶ月の男の子です。
生後5ヶ月に風邪による中耳炎で近所の耳鼻科で鼓膜切開し、 抗生物質の服用でよくなりましたが、9から10ヶ月の間に中耳炎の再発、鼓膜切開を4回繰り返すので、両耳に鼓膜チューブを外来で処置しました。
その後、薬と毎日の通院で鼻水、耳だれがおさまったと思いましたら、1歳1ヶ月頃から耳だれがでて、洋服にまでにつくようになりました。毎日午前に耳鼻科に通院、午後にはすでに両耳から耳だれが出て自宅で麺棒で耳だれを取ったり、鼻水を市販の器具で吸い取ったりしました。良くならないので、細菌検査をすると今まで薬の服用の為かMRSA黄色ブドウ球菌という結果が出ました。処置方法として鼓膜チューブを外して、毎日の通院で耳だれを除去、消毒、鼻水の除去を繰り返しましたが、よくならず、40度の発熱が出てきた為、MRSAの菌を取り扱っている市立病院の耳鼻科に入院し、点滴と診察(処置内容は同じ)を何日かしました。熱は下がったものの原因の耳だれ、鼻水はおさまらず鼓膜チューブを入れていた穴が塞がって中耳炎を発症しかけていたので、全身麻酔の長期的な鼓膜チューブを手術し、その後経過がよかったので、退院し、かかりつけの耳鼻科に通院ということでした。
この間、薬はムコダインDSのみです。退院2日後に耳鼻科に通院しますと、片方に耳だれがみられ、耳だれの除去、消毒、鼻水の吸い取りをしました。先生から有効な薬がないので毎日の通院をお願いされました。現在、片方の耳から耳だれが出てきています。今までの経過があるので、子供、家族は心身ともに疲れ果て、この処置以外に有効なものはないのか、これまでの処置はよかったのかと思うようになりました。子供は3人で上の2人は中耳炎でこのように悩むことはなかったので、どうしたらよいのかわかりません。また、いつまで中耳炎で子供がつらい思いをするのか心配です。子供がかわいそうで耳垂れがひどいので鼻水吸取り器で耳垂れを取ったりしています。耳垂れの色は濃い黄緑色(鼻水のような)です。このままだとまた発熱で入院かもという不安があります。
山本
難治性或いは反復性乳幼児急性中耳炎として耳鼻科医を悩ませる問題です。
耳鼻科医としては、耐性菌の増加を考慮した抗生剤の使い方を日々検討し、 重症化しないような配慮が必要です。 一般的にいいますと、2歳以下の集団保育園児に多く、兄姉が、集団保育を受けている場合は彼等からの感染が考えられます。まだ免疫機能が十分でない時期、耳管機能が十分でない時期の感染が難治性の一因であるといわれています。 また親御さんの喫煙との関係があるという説もあります。 これに対し、育児環境の整備、ワクチン、免疫グロブリン、漢方・・・で免疫を補充する、体力をつける、或いは施行されたように、一時的に換気をよくするための鼓膜チューブ留置は良い方法とされています。 風邪やインフルエンザ罹患後に悪化するので、十分な免疫獲得の時期が来るまでは、なるべく罹患しないように、罹患後は速やかに耳鼻科で、局所的治療を受けることが中耳炎を反復する乳幼児には必要です。風邪がはやる冬ばかりでなく、新学期は中耳炎の多い時期です。また、予防注射を積極的に受けることも大事です。 稀に、先天性真珠腫という手術の必要な病気もありますので、大きな病院での精査が必要です。 耳鼻科の局所の処置は、清掃により換気をよくします。それだけでも有効ですので、薬の効きが悪くとも、難治性の場合は、諦めず頻回の通院は必要です。

滲出性中耳炎に関する Q&A

Q1
鼻から細い管の様な物で耳と鼻の通りを良くする治療を行っていましたが、治らず今に至ります。その時は小さい病院だったのですが、ちゃんとした大学病院などに行けば何らかの治療はあるのでしょうか。 (24歳/女性)
山本
鼻から管を通して空気を通す治療は、耳管通気法といいます。耳管の働きをよくす るためにします。もし、空気を通した後、少しでも、聞こえがよくなるなら見込みが あります。根気よく、通気に通って下さい。 治りにくく、何ヶ月も何年もかかるときもあります。 耳管の働きが悪いと、大気と中耳の圧力調節がうまくいかず、中耳が陰圧になり、 鼓膜がへこみます。神経が悪くなって難聴になっているのではないので、基本的には、治る病気です。治っていないのに途中でやめてはいけません。 ましになれば、間隔をあけて通院すればどうでしょうか。風邪の後、急性中耳炎の後、鼻の悪い人、アレルギー性鼻炎の人がよくなります。病名は、滲出性中耳炎か、耳管狭窄症が考えられます。 片耳のことも、両耳のこともあります。まれに上咽頭の腫瘍が原因の時もありますので検査を受け、診断はきちんとしてもらってください。 放置しておくと、鼓膜の奥の中耳に水が溜まり、 鼓膜切開や鼓膜チューブが必要になることもあります。病院の大小ではなく、この治療はきっちり空気を通せる医者がいるかどうかです。合わせて内服薬が必要なこともあります。
Q2

質問1

3月12日の夜、2歳2ヶ月の娘が急に熱が38度出て、耳が痛いと言い号泣。その日は落ち着き翌日耳鼻科を受診しました。 3月13日、診察に行くと急性中耳炎と診断。鼓膜を切開し、膿を出してもらいました。それほどたくさんは出なかったようでした。 その日は解熱鎮痛剤と抗生剤(サワシリン細粒とビオフェルミンR)と、ムコダイン細粒、小児用ムコソルバンDS1.5%をもらいました。 3月14日、診察に行くと順調に回復とのこと。薬はそのまま同じものを服用とのことでした。 3月18日、診察にいくと、急性中耳炎は治っているものの滲出性中耳炎になっているといわれました。最初の診断の際、鼓膜切開した場合、慢性中耳炎になる可能性はあるという説明はあったものの、滲出性中耳炎という説明は一切ありませんでした。 薬は抗生剤はなくなり、ムコダイン細粒と小児用ムコソルバンを服用しています。 診察中はかなり娘が号泣暴れて質問どころではなく、帰ってからとても心配になりました。 次は1週間後といわれたのですが、どうしても気になり、質問させていただきました。 なぜ診察していただいていたのに違う中耳炎になったりするのでしょうか? 急性中耳炎から滲出性中耳炎になるのはなぜでしょうか? 抗生剤の服用がなくなったのはなぜでしょうか? 鼓膜の内側に水が溜まっていると聞きましたが、どのように水は抜けるのでしょうか? 初めての中耳炎で全く無知だったことを反省しています。 治るのに時間がかかるというふうに色々なHPを見たりしていますが、実際治るのはどれくらいかかるのが標準でしょうか?

質問2

抗生剤を投与するのは急性の炎症をとるためだったのですね。 抗生剤を飲むことによって、滲出性中耳炎になったという可能性はないのでしょうか? 滲出性中耳炎は治療が終わるのは、鼓膜の色が正常に戻ったら終わりなのでしょうか? 完治というのは水がなくなったらというふうに思っていていいのでしょうか? 薬を飲んでいるからかもしれませんが、鼻がよく出るようになったと思うのです。 子供にもアレルギー性鼻炎があると先生に聞いたのですが、それが中耳炎の原因になるという可能性はありますか?

山本

回答1

急性中耳炎から滲出性中耳炎に移行してしまうことはよくあります。 耳鼻科医は、鼓膜の状態を診て、中耳炎かどうか判断します。急性の炎症をとるための抗生剤は、ふつう5日から7日位投です。 赤みがとれても、なかなか鼓膜の色が正常に戻らないことがあります。鼓膜が凹んで見えたり、茶色っぽく(水が溜まって)みえます。耳管も中耳のうちですから、この耳管の機能が十分回復していないことも原因です。 この状態の時は、鼻が悪いことが多いので、鼻の治療や内服を続けながら鼓膜を観察し、自然治癒を待ちます。やがて耳管の機能も回復し、このまま正常の鼓膜になるのが理想です。 2週間から20日位して聴力検査をして、まだ滲出性中耳炎の状態である時は、鼻の治療を続けながら、耳管通気治療も開始します。2歳だと検査も通気も難しいことがあります。 滲出性中耳炎になると、やや治療期間が長くなります。どの位かかるかは、個人差がありますので一概には申せません。

回答2

抗生剤を飲んで、滲出性中耳炎になるということはありません。 まだ炎症があるのに、勝手に服用を中止する、抗生剤の種類が合わなくて炎症が長引く、中耳炎を起こしている菌がきつい、鼻炎症状が長引いている、免疫力が落ちている・・・などが原因です。 鼓膜の色や凹み具合、聴力検査やチンパノグラム検査で治っているかを判断します。 アレルギー性鼻炎があると、急性中耳炎もおこしやすいし、滲出性中耳炎にも移行しやすいです。

Q3

質問1

2歳8ヶ月の子供が2月から滲出性中耳炎の治療をしております。 3月の半ばに水が抜け始めたのですが、その後鼻水が増え始め、元に戻り鼻水が減った現在も水は満タンな状態です。 現在かかっている病院では、鼻の処置とムコダイン・ペリアクチンの処方のみだったため、別の耳鼻科に2件を受診しました。1件ではクラリスの長期投与という形でクラリスが処方されました。インターネット等で調べてみると、以前は効果があったけど15年頃から効きにくくなったと書いてあるHPを見かけました。有効性についてはどうなのでしょうか? そこの先生はまだなり始めの状態だから薬で十分治るレベルだとおっしゃっていましたが。 もう1件の方では滲出性中耳炎は薬では絶対に治らない。このまま様子をみて水が引かなければ、切開、チューブになるけど、それは今までこの子の経過を見てきた先生が判断することやから、今までの先生について見てもらった方がいいと。水の色が色づいているから慢性化してる状態だとも。 二人の先生の意見が全く違い、どちらの意見が正しいのかよくわからなくなりました。 クラリスの長期投与というのは一般的によく行われている治療法なのでしょうか? 効果は期待できるのでしょうか?

質問2

クラリスは効く可能性もあるのですね。 4月になれば暖かくなり軽快する傾向の子が多いと聞いていたのに、よくなるどころか悪くなっていて、私もあせっているのかもしれません。 やはり軽快する子はいまぐらいの時期から軽快するのでしょうか? まだこれから軽快する可能性はあるのでしょうか? クラリスを処方してくれた病院ではゴム球を使った通気をしてくれました。 ゴム球を使った通気でも効果ありますでしょうか? 通院回数は週何回ぐらいが効果があるのでしょうか?

山本

回答1

小児副鼻腔炎、滲出性中耳炎にクラリスの少量長期投与は、一般的によく行われている治療ですが、広く使われると、薬が効きにくいにくい耐性菌が出現してくるのも止むを得ません。まだ、クラリスは、人によっては、著明に効きます。 効かない人もいますので、一応3ヶ月を目安に考え直す必要があります。 クラリスは、免疫力を高める働きがありますので他の抗生剤と少し違う効果も期待できます。 2歳8ヶ月ですと、そろそろ、耳管通気療法もできる子もいますので、始めることもできます。難治性の滲出性中耳炎は、鼓膜切開、チューブ留置、アデノイド手術になるもともありますが、たいていは、鼻処置、通気、内服薬で改善していきます。

回答2

これから夏に向かう時期は、耳鼻科の病気は少なくなります。風邪やアレルギーの影響が一番少ない時期です。 通気の方法は、ゴム球とカテーテルの二通りあります。その子によって使い分けておられるのではないでしょうか。 自然治癒力もありますので、鼻汁が多くなければ、週2回と、私は申しています。考え方、方針はそれぞれ異なりますので、かかっておられる先生に直接お尋ねしてください。

慢性中耳炎に関するQ&A

Q1
小さい頃に中耳炎で鼓膜に穴が開き慢性中耳炎になりました。現在も年に数回耳だれが出ます。耳だれを繰り返しているので、聴力が落ちていくのではないかと不安です。手術で、耳だれの症状の改善、聴力の改善は出来るのでしょうか?お忙しいと思いますが、教えていただければ幸いです。
(24才女性)
山本
耳だれを繰り返しているのに放置していると、聴力が低下していく可能性はあります。体調の悪い時、風邪の時は、耳の症状に注意し、早めの診察を受けてください。
耳だれが止まっている時も多いようですので、その時に手術されるといいです。手術により、聴力改善が見込めるかどうかは、聴力検査、鼓膜の穴にパッチを貼ったりする検査、レントゲン、CT検査により、或る程度判断できます。手術の目的は、耳だれの停止と、聴力改善が目的ですから、手術していただく病院でよく相談してください。

耳硬化症に関する Q&A

Q1

質問1

この前近所の耳鼻科に行ったら「耳硬化症」と言われました。 初めて聞く病気の名前だったけど、病気の説明は丁寧にしてくれて分かりやすかったんです。あと部活が心配で、「吹奏楽部なんですけど、続けても大丈夫ですか??」って聞いたら「それは全然大丈夫ですよ」って言ってくれました。 でもその後は、「1年に1回ぐらい聴力検査に来てください」っていわれただけで 治療法についてはなんにも言ってませんでした。あと薬とかももらってなくて。 治る方法ってあるんでしょうか??教えてください あ、あともう一個質問があって、 このままずっとほっといたら耳が全然聞こえなくなったりする事はありますか??

質問2

そうです、耳鳴りで受診しました。で、普通の聴力検査したら あれぇってなって、レントゲン撮ったり他の検査して、 「耳硬化症ですねー」って言われました。 お薬ないんですかぁ↓↓ でも、全く聞こえなくなるってことはないならとりあえず安心ですvV 今はまだ軽いらしいんですけど、手術はかなり重くなってからするんですか?? 軽い時に手術してもあんまり意味なかったりしますか??

山本

回答1

難聴あるいは耳鳴りで、耳鼻科を受診されたのでしょうか。 難聴は、早い人で、10代から、平均すると30代ごろから徐々に進行して気が付くことが多いようです。 耳硬化症だとすれば、有効な薬はありません。手術による方法で、聴力が改善される場合があります。鼓膜と、内耳をつなぐ耳小骨という、3つの骨があります。この骨が、てこのように働き「てこの原理」で鼓膜の振動をより増幅して内耳に伝えます。 この耳小骨のうち内耳についている骨をアブミ骨といいますが、このアブミ骨の動きが悪くなってくるのが原因です。 鼓膜は正常なのに、聴力検査が、悪く特徴的なパターンを示します。 定期的に聴力検査をし、経過を見ていくことが大事です。適当な時期に、手術が必要になるかもしれません。御心配でしょうが、難聴がすすんで、全く聞えなくなるということはありません。

回答2

初期の耳硬化症は、手術しません。 聴力に、骨導と気導がありますが、骨導がよく保たれており、気導の方が悪く、気導骨導差が30から40dB、つまり、小さな声は聞き取りにくいが、大きい声ならはっきりとわかるという程度の方に手術をすると、成績が良いようです。

好酸球性中耳炎に関するQ&A

Q1
私は、10年近く前より中耳炎を患っております。いくつもの病院・医院に通院しましたが、どこも同じ病名「好酸球性中耳炎」と診断され、直りにくい病気と言われています。
昨年末に中耳炎が悪化し切開手術をしました。一旦良くなったかに見えた患部でしたが、2ヶ月経過した現在、再発してきております。
「好酸球性中耳炎」になったきっかけは、喘息の治療に使っていた「副腎質ホルモン剤:プレドニン(ステロイド)」の長期使用の影響と言われました。
このステロイドを使っての喘息治療から脱しかけた矢先に中耳炎が発症したと記憶しており、医師からの説明や文献での説明と一致しています。
そこでお聞きしたいのは、新しい治療方法や治療薬が無いものでしょうか?
このままでは、再発・治療・手術の繰り返しになると思われ、現在56歳で今後体力的にも負担が掛かってきるため、何とか今のうちに完治しないまでも、軽減・維持できる治療方法を受けたいと願っています。 もし、私の願いに少しでも役立つ話、情報があるのでしたら教えてください。
山本
難治性炎症をコントロールし、難聴が進行しないように、長期に渡る治療が必要になります。好酸球性中耳炎の病型と重症度に合わせて治療方針が決められます。
主に、次の3つの方法を組み合わせます。
@ステロイド薬を中心とした局所治療、ヘパリンを使うこともあります。
A抗アレルギー剤の内服、作用の異なるものを組み合わせることもあります。
B全身ステロイド薬の内服、量や期間は経過を診ながら決めます。
少しニュアンスは違いますが、喘息の全身ステロイド離脱や鼻手術が好酸球性中耳炎の引き金になる場合があるといわれています。
ある疫学調査では喘息35歳、鼻症状39歳、中耳炎45歳と順に発症していき、好酸球性炎症の場所を変えた一連の病気と考えられています。
吸入ステロイド薬の使用が増えていることも、原因の一つであるといわれています。