参考になる質問と答え

一般診察 外傷・打撲に関する Q&A

外傷・打撲に関する Q&A

Q1
現在小学2年生の娘のことで相談があります。 昨年の11月頃、学校の校庭で友達とふざけていて前を見ずに走り、鉄製の柱に顔面から思い切り当たったことがあります。幸いにも頬が少し腫れて、薄く青あざがつく程度で痛みもなかったので放置しておいたのですが、笑い皺が口元に沿ってではなく、頬骨に沿ってできるのが気がかりでした。その後風邪をひいた時に小児科に掛かった折医師に尋ねると、「皮膚の下の細胞が死んでしまったのでこうなっているが、いつか治りますよ。ただし半年から1年くらいかかるかも」と言われました。 そろそろその1年が近づこうとしていますが、まだ治っていません。 私達は毎日見ているので慣れてしまったのか、最近はあまり気にならなくなりましたし、周りの人もそう気づくほどのものではありませんが、やはり、にーっと笑うと左右の笑い皺の線が対照ではなく、違和感があります。女の子ですし、顔のことでもありますので心配です。どのような状態になっているのか、また今後どのような対処をすればいいのか適切なアドバイスをお願いいたします。
山本
子供の頬部の打撲は多いものです。最近も、2才の子が、便器に乗っていてタンクで打った。4才の子が、机で打った。といずれも、1ヶ月たっても、頬のしこり、青みが引かず、凹みが目立つ、といって来られました。笑うとよけいに凹みが目立ちます。 幸いにも2人とも、3ヶ月様子をみて改善しました。 頬部の損傷で、問題になるのは、顔面神経、耳下腺の損傷がないかどうかです。 なければ、一般の打撲の過程と変わりありません。打撲のあと、浮腫、皮下出血、血腫ができ、頬部では、皮下組織の損傷のために凹みができ、表情により頬骨下縁の凹みが増強します。6ヶ月から1年以上して凹みの著しい場合は、切開して、皮膚の癒着をとり、周囲の皮下脂肪を寄せて縫う方法もあります。
Q2
10月11日に交通事故に合い、足首のところの皮膚がかなり深く(骨が見えるぐらい)えぐれました。すぐに形成外科で縫合して頂きましたが、1ヶ月がたっても、4cm程のキズが膿んだまま、皮膚が形成されていません。病院は、植皮手術を11月22日にする予定です。まだ、膿んでいる状態ですが大丈夫なのでしょうか?
山本
傷が膿んだままということですが、実際診ていないのでどの程度の化膿なのかわかりません。臭い、周囲皮膚の熱感、赤み、痛みを指標にして、感染の程度を判断します。 1ヶ月以上経過しても、上皮化(皮がはる)しないので、植皮手術に踏み切られるのでしょうが、デブリドマン(悪いところは、取り除く)してから、傷をふさぐので主治医の先生の判断に委ねられたらよいのではないでしょうか。