参考になる質問と答え

日帰り手術 瘢痕(傷あと・ケロイド)その2に関する Q&A

事故後の傷あと

Q1
32歳女です。私は9年半前に自転車でこけ、きれいに鼻の下の真ん中から唇の真ん中まで打ち切りし貫通しました。ラグビーしている方もよくこんな傷ができるそうです。唇裂ほど長くなく一本のすこしへっこんだやや固めの傷跡になっています。このままでも自分ではなっとくいっていますが、すっぴんや化粧の仕方によっては目立ちます。以前形成に行った時は切り取ってジグザグに縫い合わすと言われました。今の傷より目立つようにならないか、またあのテープ張ったりするのが勇気もいりますし、いやな思いでも蘇ってきます。悩んでいる自分もつらいのですが、傷のよい治療方はありますか?よろしくお願い致します。
山本
9年以上経過していますので、これ以上の変化は望めません。 手術すれば、今よりも、目立たなくなると判断した時に手術を決断しますので、術者の意見をお聞き下さい。 口はよく動くところなので、3ヶ月のテーピングは必要です。 縫い方は、ジグザグの方が、目立たない場合もあります。
Q2
頭に事故で出来た瘢痕があります(耳上辺りに幅約1センチ、縦、5センチほど)。もう20年も経ちますが今の医学でコンプクレックスから解放されたいと思い、治したい一心です。 そこで自毛植毛を試そうと思いましたが瘢痕だと従来の皮膚ではないため 完全に全て生えるとは言えないそうです。 そこで縫縮法ならどうかと思いますが、どちらが瘢痕には適してるのでしょうか? また縫縮法なら保険適用もあると聞きました。
山本
1cm×5cmの範囲は、瘢痕ですから、毛根がありません。
これを切除して縫い直すと、幅は狭くなりますが、長さは縫い代がいるので、さらに長くなります。形成外科的な下縫いをきちっとしても、傷跡の幅は、治癒するとともに広がる傾向にありますので、1本のラインで直らず、幅ができる可能性があります。
長い傷ですので、Z形成で皮膚を回転させる方法になるかもしれません。 いずれにしても、傷には毛根がありませんので、幅ができた時が問題です。年令や皮膚の余裕が程度あるのかを考慮しての決断が必要です。 縫縮法、皮弁法どちらも保険がききます。

ケロイド

Q1
私は今26歳です。小学生の時に肩の手術をしたときに自分がケロイド体質というのが分かりました。なので怪我したら赤くプクっと後が残ります。私は胸が小さくて本当に悩んでいます。それでも手術をする勇気はないので光豊胸という最近話題の光を当てるだけで大きくすることができるというのをしようと思いあるエステにいきました。そしたらケロイド体質の人はお受けできないようになっているといわれました。切ったりするわけでなく光を当てるだけでも何らかの症状が出るのでしょうか?皮膚科か形成外科に相談して許可をとって、できるなら来てくださいといわれました。その光豊胸ができなければ私はずっと自分の体に悩んでいかなければいけないのでどうしてもしたいのですが、やはりケロイドと分かっててするのは危ないのでしょうか?体質自体変えることはできないのでしょうか?
山本
光豊胸を受けてみようと思われる前に、色々試されましたか。食生活では、ダイエットをして栄養が偏っていませんか。決して太っているほうではないでしょう。十分食べて 太って、女性ホルモンの分泌をよくしてください。 また、運動やストレッチで大胸筋や靭帯を発達させ、循環をよくしてリンパの流れをよくしていますか。 肩の手術でケロイドができたということですが、肩は体質でなくともケロイドができやすいところです。傷が赤くなったということですが、傷は最初のうちは赤いのが普通です。 ケロイド体質だと思っておられる方で、本当のケロイド体質の方は少ないような気がします。 皮膚科や形成で受診の上相談してみてください。光豊胸は、メスを使わない方法ですので、効果の程は分かりませんが、ケロイドには、比較的安全な方法ではないでしょうか。