耳鼻咽喉科

日帰り手術 鼻中隔弯曲症

鼻中隔弯曲症の手術

鼻を左右に隔てている仕切りは、鼻中隔といいます。 大人の場合、普通どちらかに曲がっています。
しかし、ひどく曲がっている場合は、鼻中隔軟骨を真直ぐにする手術が必要です。
鼻中隔弯曲症の症状で最も多いのが、鼻詰まりです。
これは、鼻中隔が曲がっている側の、空気の通りが悪くなるためです。
いつも、同じ側の鼻ばかり詰まっている人は、この病気の疑いがあります。
また、鼻中隔が突出していると、その部分の粘膜が薄くなるので、 血管が傷ついて鼻出血の原因になります。
狭くなっている側は換気も悪く、細菌が繁殖し、粘膜に炎症をおこし、
更に慢性副鼻腔炎を併発し、頭痛や鼻漏が増える原因になります。
アレルギ-性鼻炎があると、鼻の粘膜が腫れるので、ますます鼻腔が狭くなり、
ひどい鼻詰まりをおこし、慢性副鼻腔炎をおこす率が高くなります。

手術方法

普通、1週間程度の入院が必要です。入院なしで可能な場合、当院でおこないます。
・鼻毛カット、ガーゼによる浸潤麻酔をします。
・腕に痛み止め、安定剤を注射します。
・手術台で横になって頂きます。横になった状態で、鼻の中に局所麻酔の注射をします。
 片方の鼻から両側の鼻中隔軟骨を剥離し切除し矯正します。
 硬い骨は、のみで叩き切除します。   
 縫合します。
・タンポンガーゼを両鼻に挿入します。
・手術後安静にし、点滴していただき2〜3時間休んで帰って頂きます。

手術所要時間

症状によって異なります。が、約30分〜1時間

手術費用

20,000円位  
※上記価格は、保険3割の方の参考例です。  
※薬代込

手術後の注意

・しばらくは、少量の鼻出血が続きます。
・タンポンの刺激で鼻水が増えることもあります。
・大きなくしゃみで、タンポンが抜ける。あるいは咽喉へ落ちてきて気持ちが悪いということが稀にあります。
・出血がひどくなるなど、緊急時には、すぐ来院下さい。
・当日は、家族の方にお迎えに来て頂くのがベストです。
・車の運転、激しい運動、入浴、飲酒は控えて下さい。
・タンポンを詰めますので、鼻で呼吸がしにくくなります。
 仕事、勉強の能率は落ちますので、数日は休暇を取って、
 家で安静にしている方がいいです。

備 考

・数日後タンポンを抜き、1週間後抜糸をします。

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