形成外科

日帰り手術 皮膚腫瘍

皮膚腫瘍(ホクロ、脂肪腫、アテローム、黄色腫 など)
料金一覧 保険(3割として) 自費診療
初診料 810円 5,000円
皮膚腫瘍摘出術 小  4,980円
大 11,010円
1コ 5,000円
2コ 7,000円
3コ 9,000円
術前検査 3,010円 10,050円(必要時)
病理検査 3,080円 10,260円(必要時)
再診料 (参考例)500円×日数 (参考例)1,500円×日数
薬代(軟膏:内服) (参考例) 740円 (参考例)2,460円
シート:テープ (参考例)460円(実費) (参考例)460円(実費)
主な目安 ※もりあがったもの
※最近大きくなったもの
※血がでるもの
※形がいびつなもの
※色の濃淡があるもの
※美容的なもの


手術した方がよい皮膚腫瘍 (京都新聞掲載、三回シリーズ)

アテロームについて
日常の診察でよく見かける皮膚腫瘍にアテローム(粉瘤)があります。
半球状に盛り上がり、コロコロとして硬いこともあり、 ブヨブヨとしていかにも中に何か溜まっていそうな塊を
皮下に触れることがあります。真ん中に黒点があり、絞るとそこから、 白いものが出てくることがあります。

よくできる場所は、背中、首の後ろ、顔、耳です。
「出物はれ物ところかまわず」といいますが、 できてほしくない場所、お尻や外陰部にもできます。
皮膚の表皮が真皮内に入り込み、袋状になり内容物が蓄積し、 袋がどんどん大きくなります。
場所によっては、放置しておくと、鶏卵大くらいの大きさに なることもあります。

自然に潰れて臭いオカラのような粥状物がでてくることもあります。
感染をおこすと、急に大きくなり、赤く腫れて痛みます。
炎症が強い時は、切開して膿を出し、 炎症がおさまるのを待ってから手術をします。
大きいものや、何度も炎症を繰り返しているものは、 それだけ手術に時間がかかり難しくなります。
手術で、皮膚の一部を含めた袋状の腫瘍の塊を摘出します。
良性の腫瘍ですが、稀に癌化することもありますので 早めに手術を受けたほうがよいでしょう。


ホクロについて
色素性母斑のいわゆるホクロ(黒子)についてお話します。
人相学的に、取らない方がいいというホクロがあるらしく、
「このホクロは取りますが、これは取らないでください。」 「このホクロを取ると人生が変わりますか。」という人がおられます。
全くおかしな話ですが、人生は変わるものです。ホクロでは変わりません。

取らなければいけないホクロというのは、悪性の疑いのあるものです。
最近大きくなったもの、血が出るもの、盛り上がってきたもの、 形がいびつなもの、色の濃淡があるものは、
悪性の疑いがあります。
摘出したホクロは、組織検査で良性か悪性かを調べます。
ホクロを気にして、自分で引っぱったりちぎったりしていると、 だんだんと大きくなります。
剃刀やくしで傷つけて、 いつも血が出ているホクロは要注意です。

8mm以内のものでしたら、レーザーで簡単に取れます。
ホクロの近くに局所麻酔をしたあとレーザーで切除します。
しばらくは切除したあとの凹んだ状態が続きますが、 1ヶ月から半年くらいで、赤みや硬さが引いて
やがて 凹みも目立たなくなります。
大きいものや場所によっては、少し時間はかかりますが、 切り取って縫う方が、きれいに仕上がります。
また、悪性が強く疑われる時は、ホクロの周囲の皮膚まで含めて 大きく取る必要があります。


顔にできるもの
シリーズの最後に、日常によくみられ、美容的見地からできれば取った方が好ましいと思われる、顔にできる腫瘍ついていくつかお話します。

加齢とともに増える茶色くやや盛り上がったシミ状やイボ状のものは 、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)といわれ、
稀に悪性のものもあるので注意が必要ですが、 レーザーで取ることができます。

やや硬い白い粒状のものは稗粒腫(はいりゅうしゅ)です。
子供や若い女性にもよくみられますが、中高年にも多発します。
中の白い芯を出してやると取れます。

中高年の特に顎から首にかけて多発する、皮膚の色をした柔らかい 細かいイボ状ものは、
軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)といわれ 簡単に取れます。

汗管腫は、中年の女性の下まぶたに多発するやや硬めの小さい粒々です。
数が少ないうちは切除しやすいですが、 数が増え癒合してくると、難しくなります。

コレステロールの高い人に、黄色腫(キサントーマ)という 黄色い盛り上がりが上まぶたにみられることがありますが、
手術で摘出できます。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、ウイルス性のイボですので、
数が増えないうちに処置を受けることをおすすめします。

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